三宅町地域人権学習講座でお話しさせていただきました。
生まれ育った三宅町での講演。
地元の方々にサンタピアップの活動のことを聞いていただく機会はあまりないのですが、顔見知りの方々も含めたくさんの方々が来てくださいました。
カンボジアとの出逢い
サンタピアップの活動
カンボジアで出逢った子どもたち
などを中心に、今回は7月から続いている国境紛争についてもお話しさせていただきました。
とくに今週に入ってから激化していることについて最新の情報や映像を交えてお伝えさせていただきました。
今わたしの大切な場所で大切な人たちが戦火に怯えています。
ポイペトでも空爆による攻撃が行われており避難命令が出ています。
避難する人、離れることができずに残り村を守っている人…。
去年生活の拠点を15年ぶりに日本に移しました。
15年間一緒に生きてきたのにこんな時に、みんなが怖い想いをしている時に一緒にいられないこと
何で自分は今日本にいるんだろう
だけどもし今ポイペトにいたらどれだけ家族や支えてくださる人に心配をかけただろう…
破壊された建物の写真をスクリーンで映したのですが、自分が用意した映像にも関わらず大きな画面で見た時に涙が溢れました。
お話をさせていただく機会は時々ありますが泣いてしまったのはこれが初めてです。
そんな取り止めのないお話を地元の皆さんが温かい眼差しで聞いてくださり大変ありがたかったです。
講演後、年配の女性が涙を流しながら声をかけてくださいました。
戦争を経験された86歳のその方は、
あなたの話は、カンボジアの子どもたちは、子どもの頃の自分そのものでした
と話してくださいました。
戦争は本当にむごい、ひもじい
もう2度と絶対に戦争してはならない
あなたのその笑い声が、笑い顔がカンボジアの子どもたちの希望になる
わたしも子どものころ、厳しい生活の中で絵本を読み聞かせてくれた大人のことをこの歳になった今も覚えている
あなたの笑い声が大好きになりました
どうか身体に気をつけて頑張ってほしい
と手を握って話してくださいました。
わたしも涙が溢れました。
人生の大先輩の心からの激励を受けて、がんばりますとしか言えませんでしたが、心が暖かくなって、このような機会をいただけたこと、これまで活動を続けてこられたことに改めて感謝の気持ちが溢れました。
諦めずにわたしらしくこれからもがんばります。
わたしが今このように活動できているのは、三宅町で生まれ育ち学校や地域の皆さんに育てていただき支えていただいたおかげです。
これまで関わってくださったみなさんありがとうございました😊
来週からカンボジアに向かいます。
元気に帰ってきます。

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