いつも温かいご支援本当にありがとうございます。
2019年6月にサンタピアップハウス(仮称)建設についてのご協力のお願いをさせていただいた際にはご支援をいただき本当にありがとうございました。
皆様からのご支援のおかげでサンタピアップハウスが完成いたしましたことをご報告させていただきます。
予想以上のスピードで土地が高騰し、土地購入費が当初の予算を大幅に超えてしまいましたが、子どもたちや村の人たちが利用しやすいとても良い場所に土地を購入することができました。
これから建設に向けて準備をしようと思った矢先、新型コロナウィルスによるパンデミックで世界が変わってしまいました。
ポイペトの国境は封鎖され、それまでの日常がなくなり、みんなで集まって活動することもできなくなりました。国境閉鎖の影響で物資が入りにくくなり資材は高騰、そこに歴史的な円安もありサンタピアップハウス建設にむけて困難を極めました。
皆様お一人お一人が大変な状況にも関わらず
「早くサンタピアップハウスができるといいね」
「コロナが終わったらサンタピアップハウスで子どもたちを交流するのを楽しみにしているよ」等の励ましがポイペトまでたくさん届きました。
私自身「医療体制の弱いカンボジアで、みんなにもしものことがあったらどうしよう」「いつ日本に帰れるのかわからない、日本にいる家族なかまたちにこのままずっと会えないのだろうか…」という大きな不安の中で届く皆様からの応援にどれだけ励まされ、奮い立たせていただいたかわかりません。
この場をお借りしまして改めて心よりお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
建設資金の目途が立ち、建設が始まってからもたくさんの驚きや困難がありましたが、皆さんの想いの詰まった、「みんなのサンタピアップハウス」が遂に完成しました。
2024年2月4日には僧侶を呼び、サンタピアップハウス完成の祈祷を行いました(カンボジアの風習です)。
ここからがまた新たなスタートです。
サンタピアップハウスは、村の人たちの意思とは関係なく目まぐるしく変わってしまう環境の中で
「ここだけは変わらず誰にとっても安心できる場所」として、
「貧困からくる様々な困難に一生懸命耐えている子どもたちがひと時でも安らげる居場所」として
「頑張れないしんどさを抱える子どもたちの居場所」として
「子育てをしながら安心して働ける場所」として、
そして「日本から会いに来てくださる皆さんとの交流の場所」としてこれから運営していきます。
みんなで大切に使っていきます。
皆様の心からのご支援、本当にありがとうございました。
2024年4月
サンタピアップ代表
古川沙樹
※日本国内にいらっしゃるご支援いただいた方々には個別で報告書等を送らせていただきました。
もしお手元に届いてないよ!
という方がおられましたら、お手数ですがご連絡いただけますと幸いです。
日本にご住所がない方に関しましては別途メール等でご連絡させていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
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