いつもありがとうございます。
ポイペトより古川です。
ついについにサンタピアップハウス(仮称)の建設が始まります。
2018年ごろからポイペトの状況が目まぐるしく変っていく中で、今後子どもたちや村の人の居場所がどんどんなくなっていくのではないかと大きな危惧を抱きました。
これから村がどれだけ発展していっても彼らが気兼ねなく集える場所を確保するにサンタピアップハウスの建設を決意しました。
皆様の多大なるご支援とご理解をいただき、2019年、呼びかけから約3ヶ月で土地を確保することができました。
それからあれよあれよと言う間に世界中で新型コロナウイルスが広がり、ポイペト国境の閉鎖、資材の高騰、急激な円安などにより、資金や人手の確保がなかなか思うように進みませんでした。
ご支援いただいたみなさまにもなかなか良い報告ができず心苦しく思っておりましたが、やっとこのようなご報告ができることを心から嬉しく思います。
3月初旬に地鎮祭を行い(カンボジアでも地鎮祭の習慣があります)、土地の神様にサンタピアップハウスを建てることの許可と、工事が安全に進むこと、サンタピアップハウスがみんなに愛される場所になることをお祈りしました。
サンタピアップハウスの図面については、カンボジア在住の友人で建築士のPhteah Malis下川綾子さんに全面的なご支援を、完成予想の3D動画につきましては有限会社アーキ・キューブ一様に多大なご協力をいただきました。
本当にありがとうございました。
私たちの希望を取り入れつつ、カンボジアの気候や彼らが好むことをよく理解されている、そして現役で子育てをされている下川さんだからこそのアイデアや想いやりが至る所につまった素敵な素敵な図面です。
資金の不足などまだまだ課題がたくさんありますが、まずは嬉しいご報告をさせていただきます。
コメントを残す