こんにちは。古川です。
久しぶりの投稿ですが、みなさんに悲しいお知らせをしなければなりません。
クサエダイ作りの初期のメンバーであるLyMey、通称マイが病気のため2016年4月19日永眠いたしました。享年24歳でした。
マイはサンタピアップがサンタピアップとして活動する前から関わりのあった女の子です。
私が初めて彼女と出会ったのは、初めてカンボジアに行った2003年でした。私がカンボジアに深く関わるきっかけをくれた「カンボジアこどもの家」で初めて引き取ったのがマイだったそうです。妹のアキと二人でカンボジアこどもの家に暮らしていました。
彼女たちの作ったミサンガがとっても素敵だったので日本に持ち帰って売り、その売り上げ金を彼女たちのために使ってもらうという活動を始めました。これが今のサンタピアップの活動につながっています。
私がポイペトに住むようになった2009年から、彼女との生活も始まりました。
口が悪くて、破天荒で、愛想良くも出来ない。気が強いけれど泣き虫で、たった一人の肉親であるアキをとても大切にしていました。そんな人間味のあるマイが私は大好きでした。
性格ゆえに人とのトラブルも多かったけれど、本当はとても優しくて、あーしんどいな・・・と思っている時にこっそり優しくしてくれたのはいつも彼女でした。
夜中、私の部屋に来ては、音楽を聞いたりコーヒーを飲んだり・・・何を話すわけでもないけれどそんなマイとの時間が私は大好きで大切でした。
カンボジアのお正月、どうしてもハンバーガーを食べてみたいというマイのリクエストでみんなで150キロ離れたシェムリアップに行きました。初めてのエスカレーターになかなか一歩が出ないマイ。とっても楽しかった忘れられない思い出です。
今日でマイが旅立ってから50日です。まだ彼女が旅立ったことが信じられません。今でも電話がかかってきそうな気がして仕方ありません。
もっとしてやれることがあったんじゃないかと思い返す日々が続いています。
人の死に直面するたびに想うことがあります。
ありきたりな言葉かもしれないけれど、今を精いっぱい生きること。
マイが生きられなかった今日を、一生懸命に生きること。
マイが大切にしたかった人をマイの分まで大切にすること。
マイ、どうか見守っていてください。いつかあなたに再会した時に怒られないよう、しっかりと生きていきます。
どうか安らかに眠ってください。
マイ、ありがとう。
ខ្ញុំនឹកអ្នកខ្លាំងណាស់ ជួបគ្នាម្ដងទៀត
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